をたく百物語

アニメ・ゲームを糧に生きる30代独女が思ったことを正直に吐き出します

1ヶ月前に予言してたことが的中してて大草原

 前回の記事を書いて約1ヶ月が経過しまししたが、

うたプリのグッズに対するファンの収集欲は半端ないので、これ以降毎週金〜日曜日はほぼ座席埋まるんだろうなっていう予想をしています。グッズ厨舐めちゃいけない…!

劇場版うたプリ2週目結構好調のようす - をたく百物語

ぴったり予想的中で思わず笑ってしまった。

近所の映画館でも金曜土曜は完売でそれ以降はほぼ売れていないので、ご新規さんは平日火~木曜くらいしか見に行けないかな。今は夏休みなので学生さんは行けそうかな?社会人には18時台は厳しい。

 

そして興行収入10億超えおめでとう!これも予想通りかな。

 

予想外だったのが、ブロッコリーの物販在庫調整術をまさかの劇場版でも取り入れていることでグッズ厨が映画館でも戦争になってしまったというところかな。

(映画館HPに数時間も張り付いてエラー画面と戦う様子は涙なしには見れないです)

いや、転売ヤーも結構美味しい状況っぽいのでグッズ厨 VS グッズ厨 VS 転売ヤー か。

 

他アニメ作品とかでもこういった入場者特典は付けるのがお約束みたいなところはあるけど、毎週毎週1~2日で配布終了する作品は初めて聞いた。

赤字回避するために仕方なくなのかなぁ…

でもいつものブロッコリー感半端ないのでまた機会損失芸やってるとしか思えないですけど。

 

機会損失といえばHE★VENSはこれからどうなるんでしょうね…

フォロワーさんからよくRTでヘブの漫画とか流れてくるんで波が来ているのは実感しているんですけど、9周年は新曲でないっていうのが確定してしまっているし。

シャニライもイベントの曲がEX譜面始めちゃうくらいならヘブを入れてあげてほしいな(Live2D用意するのは大変だっていうのは重々承知しているけど)

(”Shining” Live なのでレイジングエンターテインメント所属アイドルグループ入るのはおかしいっていうのも重々承知しているけど)

 

正直今はコードギアスにドハマリ中なので対岸の火事の心持ちでうたプリ界隈を眺めています。

家にある前売り券も使わないままになりそう。

あれだけ楽しみにしていたなっちゃんの期間限定Twitterもそこまで期待値は無いし。

アルバム新曲は試聴時点ではそこまで刺さらないけど、フルが楽しみではある。

前回の8周年と今回の9周年を比べてみる

1.わっしょいわっしょい!

グラブル半額とコードギアス一挙見に時間を費やしていたので気づけば4日もブログ放置していましたが…

うたの☆プリンスさまっ♪

9周年おめでとうございます!

いろいろグチグチと本ブログで文句を言ってますが、やっぱりうたプリってすごいんだなって思いますね。株式総会では10周年は気合入れているそうなのでなんだかんだ言って期待はしています。

 

 

と、上げてからの今回の9th Anniversaryの発表内容についての辛口コメントをさっそく以下に記載します。お祭り気分が害される場合が大いにありますので、危険と感じたら退避をお願いします。

続きを読む

劇場版うたプリ2週目結構好調のようす

1.販売数めっっちゃ伸びてる!

前回のブログで炎上について語りましたけど、やっぱり固定ファンが強い!

興行収入を見守りたい」

https://mimorin2014.blog.fc2.com/

さんによると、本日21時時点の「劇場版 うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEキングダム」販売数は、

15,249!

ちょうど映画が公開された初日の21時時点の販売数は23,784だったので、平日に見に行く人の多くはうたプリファンだと仮定すると実に半数以上は再入国しているってことか…さすが!

前日が確か3,000ちょいだったので5倍近く跳ね上がって配給側もびっくりしているんじゃないかな。

 

2.例の追加アンコール曲については

私自身観に行く予定は無いのできちんとした評価ができず残念なのですが、SNS等を見る限りファンサすごいらしいですね。これぞライブ!って感じらしいので円盤化ほんと楽しみです!

あの曲については事前に予告があったおかげで色々荒れちゃいましたが、受け入れられない派にとっては結果良かったのかなって思います。心の準備(諦めの準備?)ができたという意味で。

 

私自身はブログにも書いたように「うたプリ制作スタッフが総力をかけて作ってくれた渾身のライブに浸れなかった自分」にショックがでかすぎて、この作品は自分にとっては楽しめないんだなっていう諦めができましたが、その原因のうちの1つは普通のライブやもちろんプリライでも恒例の「アンコールが無いこと」でした。こっちは微々たる理由ですが

 

じゃあ今日から追加されたアンコール曲が1週目から予告なく流れたらあのモヤモヤは無かったのかな?って想像してみましたが、んん?ってやっぱり引っかかったと思います。

実はそれを上回るキャラクターの愛らしさ、格好良さに語彙力無くして「この曲の意味とは〜」云々なんて考えられない可能性はゼロではないかもですが、初日は全然頭真っ白にならなかったので自分は多分無いんだろうな。

 

 3.ご新規さんの席は用意できるのか

 アンコール曲は来週以降どのように変更があるのかわかりませんが、入場者特典については再来週まではコースター、それ以降もなにかしらのランダム特典がつくのではないかと思われます。

うたプリのグッズに対するファンの収集欲は半端ないので、これ以降毎週金〜日曜日はほぼ座席埋まるんだろうなっていう予想をしています。グッズ厨舐めちゃいけない…!

 

やっぱり応援上映はいっぱい人いたほうが楽しめるのでこれは良いことかな?って思っているんですが、制作陣が期待する「ご新規さん」がはたして映画見れる余裕はあるのかな?っていう心配もあるんですよね…今日見る限り都会の映画館では通常上映もほぼ埋まっているし。

あと、初週みたいな応援上映回でも席埋まってないとかだと声出せない人でも埋まると声出せちゃう心理があるので、ヒートアップしすぎてやばい集団(褒め言葉)の絶叫ライブとかになると更にご新規さん困惑するかもだし。

 

ツイッター見る限りは「この作品を知って、好きになって、ハマって欲しい」っていうウェルカム感いっぱいなんで大丈夫だとは思いますが、再三言うようにグッズ厨舐めちゃいけない…!

奴らは強いぞ…!ババアからの忠告だ…!

公式リプから見る「うたの☆プリンスさまっ♪」9年目の歳月

1.公式リプが地獄のようだ…

昨日の記事で取り上げた以下のサプライズ演出について、

公式リプの荒れ具合が凄まじく、そのあとも「これどう鎮火させるの???」と気になって昨晩はずっとツイッター張り付いてしまった。

結果としては、公式は黙して語らず(出てくれなくて良かった)、さらっとなっちゃんのソロアルバム視聴を投下するという対応(また後で何度も聞くね!!)。

 

 

良い意味で言えば「うたの☆プリンスさまっ♪ を本気で愛している人がここまでいる」というのがわかったし、悪い意味で言えば「アイドル作品を長年続けていくことの難しさ」がわかった。

 

わかったんだけど、もう、これどうにもなんないのでは…?

という暗澹たる気持ちでなかなか寝れなかった(注:良い歳した社会人です)ので、ここにまとめます。もうしんどいよ…

 

2.あなたの「うた☆プリ」はどこから?

そもそも私もそうだけど「うたの☆プリンスさまっ♪ 」という作品をどこからハマって、どういう風に愛してきたかによって今回のサプライズアンコール曲の反応は全然違ってくるんでしょう。

以下、Wikipedia見ながら確認していきます。

2-1.原作から!

本編

うたの☆プリンスさまっ♪
物語は全12章から成り、1章ごとにADVパートとミニゲームパートがある。ADVパートはフルボイス仕様。
携帯アプリ版が各キャリアで2011年に月払いで配信されたほか、GREE版で基本料金無料アイテム課金制で同じく2011年に配信されたが、ADVパートのみでミニゲームパートはない(ただしシナリオが改良されていたり、トップページでキャラクターが毎回一言コメントを喋る(ボイスなし)要素がある)。
うたの☆プリンスさまっ♪ Repeat
うたの☆プリンスさまっ♪」のパワーアップ版。イラストが全面的に書き直され、システムも改善されている。
追加要素は、ファンディスクで追加されたメモリアル機能、本編END後のアフターエピソード。
うたの☆プリンスさまっ♪ Repeat LOVE
うたの☆プリンスさまっ♪ Repeat」のパワーアップ版。新規のエピソードやボイス、イラストが追加される他、システム面でも大幅に刷新される。

自分の手元にあるのは「うたの☆プリンスさまっ♪Repeat LOVE」( PS Vita)なんだけど、まあ説明見る限り3つ目の作品は上記2つを含んでいるからプレイしているしていないの解釈違いは発生しないのかな?

なんかの設定削られているとかないのかな?ブロッコリー信じていい??

2010年

もうすぐで9周年ですね…。

  1. Welcome to UTA☆PRI world!!(新曲)
    歌:一十木音也(寺島拓篤)、聖川真斗(鈴村健一)、四ノ宮那月(谷山紀章)
    一ノ瀬トキヤ(宮野真守)、神宮寺レン(諏訪部順一)、来栖翔(下野紘)

ブロッコリーのサイト(https://www.broccoli.co.jp/cd/title/QECB1004_utapri_soundtrack.php)

より抜粋。「2010年6月30日(水)発売」とのこと。

ここではゲームの世界軸なのでST☆RISHというアイドルグループではなく、早乙女学園で攻略できる男子6名での歌として発表。

愛島セシル(大好きだよ!)は隠しキャラだったため、同サウンドトラックに「DESTINY SONG(新曲)」が同サウンドトラックに収録されている。

 

なんかツイッターみてると「そもそもこの歌はST☆RISHの歌じゃないよ、Aクラスの歌だったよ」ってあったので???だったんだけど、ネット見る限りそんな情報見つからない…

原作もう一回遊んで確認しないと。

 

とにかく、まず、9年前ですよ!

ここからうたプリ始まった…!と作品を追っかけて、

 昨年のST☆RISH初のファンミーティング「Welcome to ST☆RISH world!!」で「Welcome to UTA☆PRI RAINBOW world!!」(Premium Princess BOXという糞高いPS Vitaの特典CDでしか聴けない曲。買わせてもらいましたとも…)として現在のST☆RISHメンバーで8年弱経って初めて歌った。

 

続編[編集]

うたの☆プリンスさまっ♪ Debut
早乙女学園で行われた卒業オーディションから1年後、シャイニング事務所マスターコースでのデビューするまでの物語が描かれている。また、新規キャラクターとしてシャイニング事務所の先輩キャラクターが登場する。
うたの☆プリンスさまっ♪ All Star
「Debut」ではサブキャラクター扱いだった先輩4人が攻略キャラクターに追加された。
攻略対象の違う先輩ルート、先生ルート、レインボールートの3つのルートがある。
うたの☆プリンスさまっ♪ All Star After Secret
「All Star」の続編。攻略キャラクターとは恋人同士の設定から始まり、新曲作りを続ける作曲家とアイドルとして活躍するキャラクターとの物語が描かれている。
攻略対象の違うカルテットルート、レインボールートの2つのルートがある。

2012年

2013年

早く移植版発売してください…

 

2-2.アニメから!

放送期間 第1期:2011年7月 - 9月
第2期:2013年4月 - 6月
第3期:2015年4月 - 6月
第4期:2016年10月 - 12月

第1期最終話からカルナイが(観客として)登場。

第2期9話からHE★VENSが3人グループとして登場、3期は最終話で7人グループ化、4期はメインユニットの1つとして登場。

アニメの放送時期も間隔を開けつつも長く続いてたので、すでに3ユニットが存在しているアニメ時間軸からハマったりする人も多いのでは?

 

ちなみに「マジLOVEレジェンドスター」の最終話では、ED曲である同タイトルを3ユニットみんなで歌っています。

ST☆RISHのマジLOVE曲をみんなで歌ったことについては、自分はアニメ最終回らしい演出と思って特になんとも思っていませんでした。

マジLOVEキングダムに至っては4期最終回と同じノリかな?

ちょっと歌詞安直だな??くらいしか思いませんでした。

 

3.「Welcome to ST☆RISH world!!」のキャストとファンを見たかどうかが分かれ道?

私自身ファンミーティングが初のうたプリのライブ参加だったのですっごい思いで深いです。

ちょっと今、メンバーのコメントを確認するために「Welcome to ST☆RISH world!!」DVDを再生しだしたけど誇張なしで涙が出てきた…

DVDの再生時間でいうと、Disc3の1時間35分から

諏訪部さん「この最後の曲はST☆RISH7人の曲ですが、結構前からあったんだけど今までライブではやってこなかった曲です。その曲を最上級のLOVEと感謝を込めて、歌います」

からの

諏訪部さん「Welcome to UTA☆PRI RAINBOW world!!」

でのファンの大歓声…!

 

これね!生で(あるいはDVDで)見ちゃうとST☆RISHメンバーとファンとで8年経って実現した夢のようなラストソングだった訳ですよ!

UTA☆PRI world」ってタイトルじゃん?ST☆RISHだけじゃなくカルテットナイトやHE★VENSだってうたプリの世界のアイドルなのに、なんでみんなで歌うのが悪いことなの? 

 って言っちゃうのもRepeat LOVEから追っかけているか、このライブに参加したか、という点で所感わかれちゃいますよね。

これは9年間うたプリの世界が広がりすぎて、1口にファンと言ってもどこまでこの世界を知っているかによって思うことは異なってしまうのは仕方がないもんだと思います。

 

ファンの声に応えて「うたの☆プリンスさまっ♪」を色んな展開で9年進めてきたが故の功罪があの公式ツイートのリプにあったんだと思います。 

とにかく間口が広すぎて色んな経歴?を持つファンのカオスで溢れて収集つかない。

 

流石に映画の「Welcome to UTA☆PRI KINGDOM!!」は、歌詞までほぼ一緒とかないでしょ~?って既に心の予防線を張っていらっしゃるファンの気持ち…わかります。

自分もあの歌詞はST☆RISHだからこそ暖かく伝わるものだと思っています。

カルナイはカルナイらしい引っ張ってくれる頼もしさ

HE★VENSHE★VENSらしいドキドキさせるスリリングさ

それらが綺麗にミックスされた素敵な楽曲となることを切に切に!祈っています!

観に行かないので感想待ちですが

 

これぞライブの醍醐味!アンコールが実装されるぞ!

 昨日長々と書いた劇場版うたプリの感想の中に、

いやいや〜ライブだよ!?ライブと行ったらアンコールだよ!きっと曲終わったらアンコールできる場面が30秒くらい来て最後にマジLOVE1000%で締めるんだよ! って思っていたら終わったーーーーーー!!

観劇後にモヤモヤを抱えてしまった私はシャイニングキングダムの国民になれたのかな? - 御宅の百物語

 「ED後にアンコール無いの!?」って書いたんですけど、なんと!またまた前代未聞!

2週目以降はアンコール曲追加されます!とのこと。

さすがうたの☆プリンスさまっ♪

おれたちにできない事を平然とやってのけるッそこにシビれる!あこがれるゥ!

 

 

って思いたかったんですけどね…思えなかった。

よくある上映前の週替りで集客するスタイルからの進化系を用意するのって結構面白いことなんですけど、みんながみんな毎週映画館行けるとは限らないので同じ料金を支払って得られる内容の量に差がでるのがなんともモヤモヤ…15分も追加されるみたいだし…

週替りタイプなら同じ量で内容が変わるだけなんでなんとも思わないんんだけど。

まだ3回しか観に行ってないけど気分は円盤待ちなので、手元にある前売り券1枚はまた観たい時が来たら使おうかな

 

あと、公式リプに凸するのはやりすぎかな。悲しい気持ちになるのはわかるけど、案の定噛み付いている方は「そういう人は無視してみんなで楽しみましょう」みたいな火に油を注ぐようなレスしちゃってて阿鼻叫喚。

 

私自身も「Welcome to UTA☆PRI world!!」は去年の「Welcome to ST☆RISH world!!」の印象が強くて、「ようやく7人でこの曲が歌えてよかった」とおっしゃっていたように記憶していたので、あれれ?って思ったけどそもそもの歌の意味をきちんと理解しないとなぁと反省。

 

原作でのこの曲の意味も理解したいし、中途半端にしかクリアしていないPSVitaの2作もプレイ再開しないと!

あと、「Dolce Vita 」(https://www.utapri.com/game/dolcevita/)待ちなので、続報待ってるよ!!

観劇後にモヤモヤを抱えてしまった私はシャイニングキングダムの国民になれたのかな?

1.感想記事の1つ目がこの内容で本当に悲しいんだけど

前記事に記載した、本ブログを始めるきっかけとなった作品は

otahyaku.hateblo.jp

 

「劇場版 うたの プリンスさまっ マジLOVEキングダム」です。

 30代女子(女性かな!)なら誰もが1度は通るであろう「うたプリ」。

自分は一昨年リリースされた音ゲー「ShiningLive」から転がるようにファンになった一人です。

この話はまた長くなりそうなので別で記事書きます。本当に大好きです。

 

だからこそ、観劇後に「はよ家帰ろ…」って思ってしまったことがショックで仕方なかった。

家帰ってからのSNSに流れるキラキラした感想を見て更に落ち込んだ。

  • 平日11時の公開初日の第一回目の席を確実に取るために夜中0時前に映画館のサイトに張り付いて予約したこと
  • 劇場版うたプリのセトリを何度もリピートして聴きまくったこと
  • 映画館の入り口に貼ってあるポスターを誇らしい気持ちで見て「このポスターが何ヶ月も貼ってもらえたら嬉しいな!」と連れと一緒にニヤニヤしたこと

なんか一気に走馬灯のように頭に流れて、その日1日、自分のこの思いは間違いだと何度も思おうとしました。

でも、思い返せば思い返すほどダメでした。

 前置きが長くなりましたが、そんな気持ちに陥ったのはなんでかをつらつら下に書いていきます。 もちろん素敵な点もたくさんあったのではじめにそちらから。

本作を全肯定できる方にとっては理解しづらく、読んでいて不快になる可能性が高いです。

「嫌な気分になりそう」と判断された場合は、ページを閉じていただけると幸いです。 

 

 

 2.大好きなプリンスたちが楽しそうにライブをしているようすが見れるのは素敵なこと

前代未聞の全編ライブ!

私たちはサイリウムを実際に持って全力で応援できる!しかも毎日朝も昼も夜も!

これは本当にすごいことだと思いました。アニメではライブに至るまでのドラマを見て、結果を春歌ちゃんと同じように見守るスタンスだけど、今回は一観客としてパフォーマンスを楽しむことができる。

昨今アイドルモノはありふれたものとなりましたが、この作品をきっかけに他作品でも全編ライブ映画が流行ったらとても面白い流れになると思いました。

うたプリがまた新しい時代を作るんではないかと。

私は初日1回(通常上映)、2日目2回(両方とも応援上映)観劇したのですが、応援上映の方がよりライブ感が高く、本編の観客席にいる感覚が強かったです。

おすすめは応援上映(ただし当日の観客マナーに左右されちゃう部分はあるかもですが)

特に好きな場面は

  • 冒頭のメンバーみんながライブ開始前でもリラックスして開始を待っているところ
  • Feather in the hand の溢れ出る美しさ
  • カレイドスコープの「これぞうたプリ!」と言える演出 
  • ウルトラブラスト終了後のST☆RISHメンバーの歌いきった感

もちろん上記に上げた場面以外も度々脳裏に蘇ってはすごかったなぁと思っています。

ライブパートは本当に楽しい!!

 

3. ライブ見に行く気持ちで行っちゃったが故のガッカリ感

劇場版が公開されるまでに

「本作はアニメではなくライブです!作品を知らない方もきっと楽しめます」(上松さんツイートだったはず…あとで探そう)

「制作に入る前、男性アイドルたちの生ライブやDVDをたくさん見させていただいたんです。(中略)TVアニメではそういうファンサービス的な部分が描ききれていなかったので、劇場版でそこをきちんと表現したいと思いました。」(PASH!7月号の古田総監督)

 もうライブ行っちゃう気分で気軽においで!
っていう情報をいっぱい受けたんです。
制作陣としては現在応援しているファンだけではなく、昔は好きだったけど今は離れちゃった元ファンや、まったく未見のアニメファン、あわよくばジャニヲタにも?本作をきっかけにうたプリを愛して欲しいという気持ちがあったのだと思います。
 
私自身は、プリライ全シリーズDVDで見て中の人たちのライブを知っています。
また、先日大阪梅田で開催されていた「ST☆RISH SECRET PARTY!」も那月回・セシル回の計2回見に行っています。
また、うたプリにハマる速度が加速したのは「Shining☆Romance」のMVを見てST☆RISHに夢中になったっていうのもあります。
今思うとシクパを見たが故のガッカリ感があったのかな。
 
いきます。観劇後に率直に思った一言。
 
「これライブかな???」
 
え???
ライブってこんなにも長々としゃべるっけ?
ユニット制作裏話とかこれまでのユニットの成り立ちとか不公平なく全員しゃべってるけど、これのせいで全体的にライブパートとMCパートの比率おかしくない??
おっし!今からライブだー!!っていうノリが怒涛のスペシャルユニットメドレー終わったあたりでピタリと静まりかえってしまった。
 
3グループが混合に再編されたスペシャルユニットでのライブ曲は不要っていう人もいらっしゃったかもしれないけど、私的には違ったメンバーで歌うからこその化学変化が面白かったので、映像付きになるとどうなるのかな??っていうワクワク感があったので、めちゃくちゃ期待していました。
 
でも、
あ!もうこの曲終わった!次はこれで…あ!もう終わった!!?? 
っていうジェットコースター気分。からのユニット裏話がとても長い。
事前にドラマCD聞いていない人への配慮かな?って思ったけど、他の方の感想見ていると逆に知らない人は置いて行かれた感じになるのではって危惧されていたりしてたので、なんだったんだろう。
現実のライブのようにMCやっている間に他のメンバーが裏で準備しているのかな?
とフォローしようにも長すぎる。
 
もし、メンバー平等にセリフを用意したせいで冗長に感じてしまうということに気づいているのであれば、MCやっている間の生のライブらしい「発言中の他メンバーの動き」が欲しかった。
シクパではめいいっぱいやってたやん…
カルナイやHEVENSのみんなのMC中の動きだって見たかったよ…
3Dじゃないからそこまで工数割けなかった?そこ現実見せてしまう??
深夜アニメあるあるの作画崩れも部分部分あってライブ感が遠のく…
 
「自分が見逃しただけでは?」と思って2回目、3回目では意識して観劇したけど、まばたきはしてたね!あとカルナイはラストのトークで目配せしたかな?
あとはきちんと立ってるだけで動かない…みんな行儀いいね……
 
現実の男性アイドルのライブ参考にしたんですよね…?
あれかな?音也のお姫様抱っこ、聖川様の髪を耳にかける仕草、翔ちゃん藍ちゃんナギくんの照れ顔、鳳兄弟の頭よしよし、こういうところが反映されているのかな?
なら参考になったのかな???
 
もう中盤以降から体温下がってきた。
ラストに新曲が来るのはある程度予想していたけど、率直に言ってコーレス重視のあんまり心に残らない歌でした。
一部の方は「マジLOVE」の冠が付く歌がとうとうST☆RISH単独のものではなくなってしまったと嘆く方もおられたようで、自分はそこまで気にしてなかったけど、まあそうか…
ラストの各キャラのご挨拶も正直既視感が強くて「そうだね」くらいしか思えず…
ディスプレイに写っていた過去のEDのダンスやっぱり印象的だったなぁ…とか考えていました。
 
ライブ演出は豪快で目は楽しませてもらったけど、マモの「アンコール」が流れた時には
「え?終わったの?」というぼっかり感。
いやいや〜ライブだよ!?ライブと行ったらアンコールだよ!きっと曲終わったらアンコールできる場面が30秒くらい来て最後にマジLOVE1000%で締めるんだよ!
って思っていたら終わったーーーーーー!!
↑ 6/18追加情報でアンコール実施が決定。2週目以降ですが!!
そこライブ特有の流れやらないんだ!!そっかこれアニメーション映画だもんね!?
ライブじゃないよな!
 で、この感想です。
「これライブかな???」

 

3.みんなキングダムの国民になれた?

少なくとも私が居た劇場内の10名は映画終了後、無言でシアターから出ました。

鼻をすすっていらっしゃる方も1名くらいいたので、気持ちが溢れすぎて何も言えない方や一人で見に来たので声に出せなかった方ももちろんいらっしゃると思います。

ただ、私と連れは「次見なくていいな、帰ろっか」と声を揃えて劇場を出てしまいました。

 

期待したが故のガッカリがずっと頭から離れず、家に帰るまでひたすら連れと「なんでこんな気持ちになるんだろう」って理由を探していました。そこで見つけた理由は上記参照

これみんなどういう感想なんだろう…って恐る恐るフォローさせていただいている方のツイートを見ると

「体感○分!あっと言う間に終わってしまう!!」

「これは作品知らない人でも絶対に楽しめる!入国お待ちしています!!」

「エゴイスティック組エロすぎ!」

↑推しは四ノ宮那月くんなんですけど初回は衣装で笑いを堪えるのに必死でしたすみません…

「丁寧に作っていただいているので1回じゃ細部までみれない!何度も観よう!!」

「制作スタッフに感謝(合掌)とにかくみんな観よ!!!!」

 
あれ?大絶賛??自分たちは何か似たような違う映画みちゃったのかな?
って本気で思いました。
冗談じゃなく当日は寝れなかった。ひたすらツイッターでサーチしまくっていた。
(今思えばこの界隈の恐ろしさを知っているからマイナスな感想は公開で書くなんてことは無いってわかるんですけど)
 
私はシャイニングキングダムに入国して王国内を堪能したけで帰っちゃう『観光客』だったのかな?
 
翌日は舞台挨拶付きの応援上映を2回分予約済みだったので、こんな気持ちのまま見に行っていいのか不安を抱えたまま劇場に向かいましたが、声優陣の舞台挨拶が本当に面白くて見に行ってよかった。また、応援上映サイリウムを振って声を出せるからこその楽しさがありました。やっぱり行ってよかった。MCも休憩時間と割り切ると首を休めて耳で楽しむことができました。
 

4.めっちゃ不満点を書きなぐってしまったけど

ライブは楽しかった。だからこそライブに居る観客のまま浸らせてほしかった。

良かった点よりも悪かった点を書きまくっちゃいましたが、まさか自分がブログなんて面倒なメディアを利用しようとするほどの熱を持ったことは事実。それこそ某愚痴スレのタイトルにある「愛故に」だと思います。

当然作品当初からずっと追っかけていた人からすれば一昨年からハマったファンに「愛」なんて語られるか、と思われるかもしれませんが、うたプリにハマったことで仕事も頑張って推しに貢ごうという活力が貰えました。2次元のキャラだっていうことをわかっていてもプリツイを見て楽しい気持ちにもなれました。正直もっと早くからハマっていたかったと思っています。

他作品では感じられないようなキャラクターに対しての愛情が持てるうたプリって本当にすごい。

 

でも今回の映画の感想を見て、ふと、去年のSMSのロスアリ炎上事件を思い出したんです。

あるファンはあの作品の物語をみて、ひどく苦しい思いをされました。

でもうたプリが大好きで、こんな悲しい気持ちを持ちたくない、でもこれ以上は辛いからファンであることを止めるという内容のブログも拝見しました。

 

そのブログが拡散されたときの感想が忘れられません。

「わざわざ自分が辞めるだけなのに、発売間もなくこんな砂かけみたいな感想やめてほしい」

「辞めるんなら何も言わずに辞めろよ」

結果、物販の酷さにも文句を言いつつも受け入れて、かつ、運営の思うがままのキャラクターを愛せる「我慢強いファンだけ」が残っているんじゃないでしょうか。

私も初の現地イベントがSMSだったので思い出深い…また別の機会に感想書きたい。 

 

自分の映画所感が誤っているかもしれないという不安から

興行収入を見守りたい!」https://mimorin2014.blog.fc2.com/ 

というサイトで日毎の興行収入を見守っていましたが、これが真実なんだと思います。
 (無断転載は控えたいので興行収入の結果は、ページ右にあるカレンダーから当該日を選択して「(独立系を含む)デイリー合算ランキング(19時中間集計)」の欄を参照してください)
 
不満があるのなら何も言わずにファンを辞めろよって言われた人は、「うたプリってやっぱりスゴイんだよ!戻っておいでよ!」なんて言われても戻らないと思います。
今では男性アイドルものの作品は数多く存在します。しんどかったら別の受け皿が用意されてしまっています。
多分一時期よりはだいぶと少なくはなったのでしょうが、一部のマナーの悪いファンについても他界隈は知っていて、面倒くさいジャンルだなっていうことも知れ渡っていると思います。
 
うたプリを大切にするファンと一部の制作陣の頑張りに胡座をかいた企業が今回の劇場版の興行収入を見て、改めてファンを大切にすることの重大さを感じてもらえれば本当に嬉しいです。
 
私もまだまだうたプリの世界を楽しみたいです。
長文で言いたいことがまとまっていない感満載ですが、「王国への永住権を得たつもりだったけどなんでか住めなかったうたプリ民」も居たということを知っていただきたくおもいます。